8.0

『焔のシグナティス』(電撃文庫)

本屋行ってラノベ棚をふらふらと流して「あ、MF出てるのかー」と思ったら見慣れた名前を見つけて普通に時が止まったり。リネア様、もといタザリアはどうした!で、いつもどおり読みやすい文章だったのでさっくりと読了。内容は「普通の男子が異能の女の子と…

『えたーなる☆ふれんど 〜From はぴねす!〜』(なごみ文庫)

じゅ、じゅ、準にゃんルート!!???最近新刊情報を調べることもなく、ヲタ系本屋を流すこともなかったのでとらのあなで本書を見つけたときはマジで動揺したわwww「あ、なんか黒髪ロングキャラ2人の表紙だー」(手に取る)「タイトル『えたーなる☆ふれ…

「狼と香辛料 ボクとホロの一年」

■DS「狼と香辛料 ボクとホロの一年」発売! 初回限定版が30分で完売したショップも ■狼と香辛料DSソフト「狼と香辛料 ボクとホロの一年」が本日発売! というわけで最近めっきりファンアイテムを買わなくなってたのにうっかり予約してしまったホロDS。なんだ…

『ライトノベルの楽しい書き方2』

これは良いヲタの妄想。「誠死ね」の後に読むとほんわかする三角関係ですね! 基本善人の登場人物たちで三角関係という前フリだったので適当にラブコメしつつ無難にハーレム維持な終わりかな、と思ったら…本田透、やってくれるぜ……。この身の引き方は新しい…

『銃姫1』『2』『3』(MF文庫J)

「台詞が良い」って話は聞いてたので後で読もう、絶対読もうと思っていた作品。買ってあった3巻まで読んでみましたが名台詞というよりは魔法の呪文代わりの文章が綺麗だなぁ、という感じ。とはいえ1巻ラストの「心よ。届け、弾丸のように――」は確かに名台詞…

『12DEMONS』『12DEMONS ?』(電撃文庫)

2005年9月発売。上下巻。表紙(イラスト)が反則。タケシマサトシの絵が個人的にストライクゾーンすぎる。あ、『付喪堂骨董店』も同じ絵師だったのか。この人いいなぁ。学園祭当日、12人の男女が異世界(誰もいない別の位相?)に召喚され、それぞれ悪魔の部…

『ラストビジョン』(電撃文庫)

2001年10月発売。今でもコアなラノベ読みの中ではちょいちょいと名前が出てくる作品。タイムスリップネタの青春ストーリー。描写が淡々としてる上にSFにも青春にもどっちにも寄り付かない感じで全体的に弱い感じ。ただそれでも某人物の名前の由来(正確には…

『さよならピアノソナタ2』(電撃文庫)

「フェケテリコ(feketerigo)」という言葉の選び方がうまいよなぁ。いやホント、なんでこの作者がこんな綺麗な話書いてるんだろう、と未だに疑問ですよ(ぇ海での合宿、そして初めてのライヴ。しかし真冬は自分が”このバンドにいる意味”を考えて――あれです…

『ツァラトゥストラへの階段 2』(電撃文庫)

あとがきが面白すぎるwww…じゃなかった。相手の腹の探り合いという頭脳ゲーム小説の2巻目。今回は今回のゲームのみがメインな感じ。そのあたり好きなので良いけど売り上げ大丈夫か?w とはいえパートナーになったサド女と仲良くなろうとうすら寒い恋人演…

『紅 kure-nai 醜悪祭(上)』

久々の『紅』!なんか物凄く久しぶりな気がしたので調べてみた(↓)。 2004/09 電波的な彼女 (集英社スーパーダッシュ文庫) 2005/03 電波的な彼女―愚か者の選択 (集英社スーパーダッシュ文庫) 2005/07 電波的な彼女 ~幸福ゲーム~ (スーパーダッシュ文庫) 200…

『バッカーノ!2002 B side』(電撃文庫)

『C side』はあったけど大人の事情で上下分冊に…200P削られた余波で「あれ?」と途中で場面がスコーンと抜けているのが残念無念。『sea side』で完結って綺麗だと思ったんだけどなぁ。まあ、そんな舞台裏はさておき(というか成田作品ではいつものことのよう…

『不気味で素朴な壊れた世界』(講談社ノベルス)

待望の続編!ではあるが…『きみとぼくの壊れた世界』から4年ですか…続編が出るとは思ってなかったので「待っていた」という感じはあんまりしませんね。むしろ「まさか出るとは!」といった予想外のプレゼントな感じ。で、出来ですが…うーん? 悪くはない。悪…

『扉の外3』(電撃文庫)

物議を醸したこのシリーズも遂に完結。→1巻の感想→2巻の感想 なのに新キャラで新ゲーム。今度はバーチャル世界でサバゲー。『バトルロワイヤル』っぽい展開が割と面白いもののメインストーリーがちゃんと閉じるのか不安に思ってたら…閉じない……ちょ、え、お…

『バカとテストと召喚獣3』(ファミ通文庫)

楽しめるようになってきた。ラノベサイト杯でかなりの良評価を獲得した本シリーズ。とはいえ2巻まで読んでの感想は「そこまで騒ぐほどの面白さかなぁ……?」というものだったのですがこの3巻は面白く読めました。なんだろう、「話題の新人をチェックしてやろ…

『くみちょ!』

Q.両親が莫大な借金を作って夜逃げしました。どうしますか?→ヤクザに追われるのでヤケになって少女を誘拐DA!→執事ルート →悪の組織の社長がドアを蹴破り入ってきてメイドにさせられた!→魔王ルート →ヤクザの組長@10歳(趣味:ゴスロリコス)のお世話をす…

『銀月のソルトレージュ 3』(富士見ファンタジア文庫)

うーん。応援したい気持ちは強いんだけど、1巻はともかく2,3巻は手放しではオススメしにくいんだよなぁ。現代西欧を舞台にした「剣と魔法」のファンタジー。ただ一昔前な感じではなく、ヒロインが魅力的で結構ラノベ寄り。静かで古風な西欧の雰囲気を舞台に…

『おと×まほ 2』(GA文庫)

1巻は「美少年が魔法少女」という一点突破ネタ以外に目立つところはないかなぁ。ストーリーも平凡だしなぁ。とある特殊嗜好のお歴々ほどは興奮しなかったのですがなぜか手元には2巻が。ちゃ、ちゃうねん。で、この2巻。あれ、面白くね? 少年がいいんちょに…

『操り世界のエトランジェ』(角川スニーカー文庫)

第11回スニーカー大賞《奨励賞》受賞作。人を操る”糸”を見ることができる異能の母親と少年。母親が任務の最中に失踪し、少年はその代わりと母親の行方を追うために街を騒がせている女性の腹を切り裂いて殺し続ける事件。調査の最中、夜の街でボロボロの制服…

『バカとテストと召喚獣』(ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)作者: 井上堅二,葉賀ユイ出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2007/01/29メディア: 文庫購入: 26人 クリック: 503回この商品を含むブログ (337件) を見るえんため大賞<編集部特別賞>受賞作、というよりも2chラノ…

『乃木坂春香の秘密 6』(電撃文庫)

あれ、イラストって左側って決まってるわけじゃないんですね? 既刊を確認してるわけじゃない上に既出な話題かもしれんのですが私は今気づいたのでなんとなく発言。前に製本の関係で左側とかなんとか聞いたような気がしたのですけども。内容はいつもどおり。…

『ぼくと魔女式アポカリプス 3 Nightmare Crimson Form』(電撃文庫)

前巻のサンバイザー娘の店長・黒髪のチャイナ双子(ガーターベルトに包丁装備&百合)に狙われたり、吸血鬼の敵が出てきたり、親友が敵になったり。なにはともあれ今回は双子ですよ双子。この双子さえいればあとはもうどうでもいいです。この双子がメインで…

『うさぎの映画館』(電撃文庫)

まあ表紙の雰囲気と橋本紡の帯推薦文から「あー、なんか小奇麗な感動モノなんだろーなー」と予想できる新人デビュー作。うむ、その予想は当たっていたけどもどうにも微妙。目を惹く見せ場がないのでこの手の話はよっぽどのストーリーテリングを要求されるの…

『烙印よ、絆を宿せ。SCAR/EDGE④』(富士見ファンタジア文庫 )

最終巻。が、直前の盛り上がりを見せた3巻の発売からちょうど1年。この1年のブランクのせいで興奮は冷め、気分的に消化試合。あー、もったいない。元々発売スパンが長めではあったけどラストエピソードの2巻は続けて出して欲しかったなぁ…。なんか振り返…

『銀月のソルトレージュ 2 金狼の住処』(富士見ファンタジア文庫)

2巻キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!1巻をべた褒めしてた奴の続編。寡作作家なので正直2年くらい覚悟してたんだけど4ヶ月で出ました。うーん。。。話のメイン(主人公のアレ)はあくまでメイン料理(大きな事件)の「添え物」のほうが味が出るタイプだったので…

『陰陽ノ京 巻の五』 (電撃文庫)

作者のデビュー作であり、長いスパンで出版を続け、作者が成長タイプだったこともあり、巻を重ねる毎に面白くなっていき、四巻で至高に登りつめた(言い杉)『陰陽の京』。誰もがメルマガ(新刊予定)で目を疑った4年ぶりの新刊です。いやー、懐かしい。内容…

『スプライトシュピーゲル 1 Butterfly & Dragonfly & Honeybee』(富士見ファンタジア文庫)

↑でもちょっと書きましたが『オイレン』と同時期で、また別の少女3人の小隊のお話。同じ世界のはずながら『オイレン』がスラムのような暴力と絶望に染まっていたのに対して、『スプライト』はライトノベル的といいますか、残酷な過去・展開はあるものの基本…