講談社BOXファンクラブ(KOBO)総会レポ。

講談社最上階(26F)で行われた3時間に及ぶファンクラブ限定イベントのレポートです。メモしてないのですべて記憶頼り。会話の細かな部分は脳内補正かかりまくりなのでご容赦。


●12:30 開場
講談社かー。数年前にファウストのイベントで1度来たなー。あの時イベント慣れしてなくて「なんで人と話したくなくて作家になったのにこんな大勢の前で話さなきゃいけないんですかね……」と言っていたユヤタン&タッキーも結婚して片や三島由紀夫賞獲ってすっかり勝ち組ですよ。

さて、準備された席は160席、そのうち参加は137名。

受付で渡された番号の席につくとそこには…

お土産キター!

てゆーかロゴ入りトートバッグってがんばりすぎじゃね?

で、一番うれしいのが「ひぐらしのなく頃に」の”校了前に作成した限定見本”。目次や奥付、広告がなく切り貼りしたかのような表紙も本好きには垂涎モノですw ちょうど買ってなかったし。


●13:00 開幕
太田編集長が参加者を紹介。とりあえず新婚(佐藤友哉)いぢりwww

太田「どうですか、最近?」
佐藤「どうってなにがですか!? 独身は余裕があっていいですね!
太田「ないんですか? 余裕」
佐藤「えっと……どうなんですか滝本さん!」
滝本「ないですよ! 余裕なんか!」


●13:10 大河ノベル対談
清涼院流水御大とJ太田編集長が対談。今回は『パーフェクト・ワールド』の挿絵として切り絵を提供している梅吉女史がバックでリアルタイムの切り絵に挑戦。それをスクリーンに映しながらの対談です。

講談社BOXの売り上げは良いらしくて講談社内では漫画を除いた書籍で2位(1位?)。1位は「一瞬の風になれ」の部署(第二文芸?)で、本屋大賞さえなければ講談社BOX(の部署)が1位だったらしい。


清涼院「太田さんは最近ジャニーズ事務所のジャニさんを目指していて「ユー」とか言い出すんですよ」
太田「『ユー、講談社BOXきちゃいなよ!』とか?w」
清涼院「そうそうw 太田さんは10代とか若い人にカリスマがあるから実際そうなりそうで怖い」
清涼院「前に太田さんが「流水さん、ジャニさんの本良いよ、すごく良いよ」って熱心に言うんですよ。どんだけ好きなんですか
太田「いや、ジャニさんはすごい人ですよ! あの人が男性だけのアイドル事務所をはじめてやった。それまでだっれもそんなこと考えもしなかったんですよ。そしてその後の流れを作った! ……ってジャニさん褒める場所じゃないですからココ」


●13:45 講談社BOXトークセッション
J太田編集長とBOX作家によるセッション。なぜかBOXで本を出していない人(佐藤友哉滝本竜彦)がいますけどwww

11月に出る雑誌『パンドラ』について。これは太田氏は単に1人の編集で、編集長は別の人。ちなみに700Pに抑えたいけど1000P越えるかも?とのこと。どんだけー。

太田「巻末には、”パンドラ”ですからね、袋とじをします。1回目はなんと…ねぇ、佐藤さん!」
佐藤「えぇ。まあ僕だけじゃないですけどね」
太田「言ってしまいましょう! 佐藤友哉・島崎理生合作小説!」
滝本「1行ずつ交代で書くんですか?」
佐藤「いやそれはさすがに…7、8行?」
太田「そんな頻繁に交代するんですかw」
滝本「書いた部分消されたり…」
太田「それが原因で別れたり…」
佐藤「やめてくださいよ!」
太田「喧嘩してないの?」
佐藤「してないですよ!」
滝本「わかった!交換日記だ!」

今日のMVP台詞w この空気読めない天然発言は最強ですwww


●14:30 休憩
会場の後ろには西尾維新不気味で素朴な囲われた世界』が展示されてました。『きみとぼくの壊れた世界』と共にハードカバー!


●14:50 第二幕開幕
プログラムには「???? ????」と書かれていたのですが登場したのは漫才師2人ユヤタン&タッキー。この人たちの会話は相変わらず面白すぎです。結婚して、賞とって遠くに行っちゃったかと思ってたけど何も変わってなくて安心だよ!


●15:10 講談社BOXエスチョンタイム
作家さんへの質問コーナー(質問は休憩時間に回収)。

Q.清涼院さんへ。「JDCの新作はあるんですか?」
清涼院「自分の中ではもうやる気はあんまりなかったんですけど…サイン会(※12か月連続サイン会敢行中)で毎月いろんな人に「JDCはまだですか!木村彰一はまだですか!」って聞かれて…それだけ望まれているんだからこれは書かなきゃいけない。近いうちにお届けできるはずです
清涼院「木村彰一といえば、今日本人がこの会場に来てまして…」

キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_-)=゚ω゚)ノヨォ━━━!!!!
清涼院が「出す」と言えば出るでしょう! 不安はもうない! よっしゃこおおおおい!!!
木村さんがシャイだったので顔はわからなかったのが残念。


Q.佐藤さんへ。「鏡家サーガの新作はもう無理なんでしょうか?」
佐藤「わかったよ! 出すよ! 三島由紀夫賞取ってもネットでは「三島由紀夫賞受賞! まあそれはいいから鏡家書け」だらけですからね!  これ言っていいんですか?(太田編集長にアイコンタクト) いいですね。来年、来年出します。もう講談社のGOサインは出てます!

キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_-)=゚ω゚)ノヨォ━━━!!!!
清涼院と違ってこっちは作家が書きあげることができるのか不安がのこりますが出版社的に出せなかった(≒打ち切り)状況よりだいぶ進展! あ、ちなみに鏡家版ナイン・ストーリーズのほうは講談社BOXではなく講談社ノベルスから出るそうです。


Q.佐藤さんはどんなプロポーズを?

佐藤「さっき控え室でも言いましたけど、人生は毎日Aを選ぶBを選ぶといった選択肢の連続です。しかしその日は、その日だけは「結婚する」という只一つの選択肢しか出ないんです! それが見えるか見逃すかだけです。僕は見えたから押した。そしたら結婚した。それだけです
太田「僕は見逃しちゃったのかー」
佐藤「そうです!」

今日のMVP台詞その2。


●15:45 流水大賞授与式
第一回優秀賞、第二回優秀賞(2人)の授賞式。乙一と比較された16歳(執筆時15歳)の作品が気になるなー。流水大賞なら全買いするよー。


●16:00 講談社BOXプレゼント
清涼院がくじを引いて梅吉さんの切り絵をプレゼント(2人)。ほか、全員のサイン色紙を1名に。



こんな感じで終了。ひとつ、「それはありえねえwwww」って”企画”の話がありましたがオフレコかな?という気もするので伏せ。オフレコじゃない気もしますけど。まあ告知するときは告知するでしょうし。

あと発表できなかった渡辺さんと太田さんが組んでやってる奴も気になりますなー。

そんな感じでレポート終了ー。