竹井10日『ポケロリ りぼんの章』(角川スニーカー文庫)

★★★★★★☆☆☆☆

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4044712018/qid%3D1128079280/250-3416287-2597032


うーん……


というわけで知ってる人は知ってるエロゲライター竹井10日(とうか)氏がライトノベルデビューですよっ!っていう今作。


うーん……正直、竹井氏の持ち味は脳の大事なネジが10本くらい外れたようなギャグテキストだと思うのですよね。で、それにぴったり合うのは『秋桜の空に』みたいな”萌えコメ”じゃないかと。つまりなにが言いたいかというと「…こんな勇者モノっぽい話にしなくてもよかったのに……」


もちろん同じような話ばかり書いていては作家として駄目でしょうし、竹井氏のスニーカー文庫への思い入れというものもあるのでしょうけども…けども、私が期待したものではなかったかなぁ(いや、私の期待に沿う必要なんてないんだけどもw)。主人公の性格とか会話とか竹井氏らしい部分はあるのだけれどあとがきでもあるとおり”抑えちゃった”感じで「秋桜の空に」FANとしては物足りない。


そしてなにより姉が出てこなかったことが凄く裏切られた気分だ(ぇー