宮崎駿新作発表。スポニチとサンケイとで随分違う印象の記事。

宮崎駿氏“長男教育”反省し次作製作

「“宮崎駿版・人魚姫”のようなイメージ」

に、人魚姫……((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
泡が…お肉が……

 宗介のモデルは宮崎監督の長男吾朗氏(40)。吾朗氏が昨年、「ゲド戦記」で映画監督デビューしたことを、宮崎監督は自分への反抗ととらえ、「こんなことになったのは吾朗が5歳の時、仕事ばかりで付き合っていなかったからだ。二度と吾朗みたいな子をつくらないために」と反省の気持ちを込めているという。

実の親に「こんなことになって…」と言われるって犯罪者みたいね(;´Д`)

しかしこの部分、サンケイスポーツの記事を読むとまた違うニュアンス。

4年ぶり宮崎駿作品来年7月公開!「崖の上のポニョ」

宮崎監督は息子が父親の反対を押し切って「ゲド戦記」を作り始めたころから、幼少期の吾朗氏を自分がかまってあげられなかったのではないかと考えるようになり、そんな思いが自然に同作の主人公・宗介に重なっていったと、鈴木プロデューサーは説明吾朗氏も自分がモデルになり、照れている様子だ

ここでスポーツニッポンの記事を振り返るとあたかも宮崎駿の発言のよう。よく読めば鈴木プロデューサーしか発言していない状況がわかりはしますが、一読では宮崎駿の発言と思ってしまっても仕方がないと思う。そして吾朗氏が照れている様子だという一文がいっさいないので「有名人親子の不和」というワイドショー大好きなネタになりそうな予感を感じさせ、トドメが「二度と吾朗みたいな子をつくらないために」の一文。サンケイの記事を読んだ上では「二度と吾朗みたいな(寂しい子供時代を過ごす)子をつくらないために」と読むべきだとわかるんですがスポニチだけでは「二度と吾朗みたいな子(=失敗作)をつくらないために」と読んでしまっても仕方がないと思う(私が腹黒いからこういう解釈をしてしまったわけじゃないと信じたいw)

と、ちょうど偶然2紙の記事を読んだらあまりに違いすぎて過剰反応w やっぱり新聞は2紙以上読むべきですか? まあスポーツ新聞は普段読みませんけど。逆にサンケイの「照れている」が恣意的解釈であって、実は親子ドロドロ不和なのかもしれませんけど、直感としてスポニチが怪しいよね。

ちなみに読売はそっけなさすぎるくらいにそっけない。
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スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーによると、宮崎監督の長男で映画「ゲド戦記」を監督した吾朗さんが5歳だったころのことが、基になっているという。