『トランスフォーマー』
大 興 奮 !
何をさておいても初日に観に行ったということで期待度を推し量って頂きたいところですがトランスフォーマー好き・あの予告編にwktkが止まらない人なら行って損なし。むしろスクリーンで見ないでビデオ待ちとかありえない。
映画はバリっとマイケル・ベイ映画。アメリカ軍かっこE。でも一番カッコいいのって出撃準備するところだよね? ロボットの変形シーンは気合が入りすぎてて予算が心配になる。この変形シーンだけ見てても俺は飽きないと思った。ただ、動きに気合入りすぎてて前半は機体のビジュアルがよくわからないってのはあったかも。
映像としては大満足ですがシナリオはぎりぎり及第点といったところか。まあハリウッド映画の平均点ですかね。人間・ロボット共に登場人物が多くて焦点がブレてしまった印象。主人公とヒロインの関係とか、非モテ主人公が自立するとか、人間の良さをロボットに教えるだとか、人間とロボットとの友情を育むとか、ちゃんとピンポイントに絞って欲しかった。結末としてはこれらの点を予想はできるんだけどストーリーそのものからは感じられなかったので。
まあ、何を求めるかにもよりますが「夏映画」「超大作映画」としてこれ以上のものはないでしょう。最初映画化の話を聞いた時は「またスピルバーグが無茶言いやがった」と思ったものでしたがいやいやこれはなかなか良かった。
余談。この映画を一言で言うとターミネーター+グレムリン+TAXI+キングコング+「俺、実はポニーテール萌えなんだ」。あとラジカセ萌え。