第13回電撃小説大賞受賞作4作品読了

というわけでちょっと間が開いちゃったけど、今月の新人4人の感想は完了。1冊だけ買うなら『ミミズク』、斜に構えたトガったものが好きなら『扉の外』、すっきりしたエンターテイメントが読みたいなら『一家団欒』、明るい勢いがあるのが好きなら『ケツバット』『なつき』という感じ。今期は個人的にはどれもアタリで、特に順位差はなし。『ミミズク』の人の才能が頭ひとつ飛びぬけてるけど。

この4人は全員次作も「買い」決定。にしても今年に入ってから新人が当たる当たる。去年は(個人的に受けた印象では)「ラノベからラノベを作りました」な飽きたテンプレートが多くてぐんにょりとした不作だっただけに今年は期待。まだ2月なのにもう例年「1年間で発掘できる期待の新人」の数を超えてるような気さえ。(数えてるわけじゃないので印象論ですが)