『烙印よ、絆を宿せ。SCAR/EDGE④』(富士見ファンタジア文庫 )

最終巻。

が、直前の盛り上がりを見せた3巻の発売からちょうど1年。この1年のブランクのせいで興奮は冷め、気分的に消化試合。あー、もったいない。元々発売スパンが長めではあったけどラストエピソードの2巻は続けて出して欲しかったなぁ…。

なんか振り返ってみると天才集団「名もなき七人」(ネームレス・セブン)が謎のままだった1巻が一番おもしろかったなぁ…。謎が明らかになるにつれて段々魅力の輝きを失っていったように思う。というかやっぱり「よく知っているあの人が名もなき七人の1人でした!」ってのが続きすぎたと思う。しょうがないけど。

この作者は(個人的な認識だと)当たり外れがあって『レンタルマギカ』と『SCAR/EDGE』がアタリだったのだけれどこれで『レンタルマギカ』しか追うものがなくなってしまった…。

烙印よ、絆を宿せ。
三田 誠著
富士見書房 (2007.3)
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