『銀月のソルトレージュ 3』(富士見ファンタジア文庫)

うーん。応援したい気持ちは強いんだけど、1巻はともかく2,3巻は手放しではオススメしにくいんだよなぁ。

現代西欧を舞台にした「剣と魔法」のファンタジー。ただ一昔前な感じではなく、ヒロインが魅力的で結構ラノベ寄り。静かで古風な西欧の雰囲気を舞台に、不老の銀髪の姫と騎士の少年が不死者と剣戟を重ねる話。その合間に平穏なやりとりもあったりなんかして。

好きなんです。好きなんです…が、どうにも話が上滑りというか読者の認識がおっつかないうちに情報垂れ流しでストーリーが進んでる印象がありますな。次巻あたりになると色々わかってくるのかもしれませんが。

次の巻あたりでこの作品への評価が固まるかな。期待。