『ナショナルトレジャー リンカーン暗殺者の日記』

ナンダコレ。

前作はホリデーシーズンに家族で楽しめる冒険映画としてかなり面白く、『インディ・ジョーンズ』の後継と言っていいかとすら褒めていたんですが2作目のコレは…正直ダメすぎる。くそう、「え? ナショトレ続編出るの? マジで!?」と喜んだ興奮を返してほしい…

アメリカの都市伝説じみたネタから、美術館やホワイトハウスに侵入、歴史的遺物のカラクリ構造を解明してヒントをゲット→次のヒントへ、を繰り返す、というネタは前作同様結構良かったのですが、いくらなんでも全編これでは飽きる。1作目はまだキャラやストーリー把握があったので良いスパイスだったのですが、2作目はこれのみと言っても過言ではないので。そしてそう思っちゃうくらいにシナリオが単調でつまらない…

まあ、これだけならまあせいぜい「ふつー」レベルの評価だったんですが、最後の主人公の発言の無責任さに呆然とし、最後のオチだった小ネタの解答が放置されっぱなしですこぶる消化不良が残り不満たらたら。うーん、なんとでもしようがあったろうに……。


余談。それにしてもなんでハリウッド映画って2作目になると1作目でくっついた主人公とヒロインが別れてるんですかね? いいじゃん、ハッピーエンドで。