『陰陽ノ京 巻の五』 (電撃文庫)

作者のデビュー作であり、長いスパンで出版を続け、作者が成長タイプだったこともあり、巻を重ねる毎に面白くなっていき、四巻で至高に登りつめた(言い杉)『陰陽の京』。誰もがメルマガ(新刊予定)で目を疑った4年ぶりの新刊です。

いやー、懐かしい。内容は4巻には及ばないものの、確かに『陰陽の京』。最高速は出せなかったけどこのステアリング感は間違いなく『陰陽の京』、という感じ。ちなみに内容ですが、安倍晴明の子孫が〜とかではなく、ちゃんと平安時代が舞台です。しかも安倍晴明は脇役でムサいおっさん…。京で異変が!→バトル!?、と思わせて割りと人情味ある話で締める感じです。

次は『パラサイト・ムーン』の続きを! 続きを!

陰陽ノ京(みやこ) 巻の5
渡瀬 草一郎〔著〕
メディアワークス (2007.3)
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