『”文学少女”と慟哭の巡礼者』(ファミ通文庫)
爪切り。
……爪切り……ッ!!!
既読者だけニマニマしててください、サー(怖痛い意味じゃないよ)。とりあえず半身不随→爪切りでアレにもっていった作者は天才だと思った、マジで。今年のライトノベルで屈指の名シーンですよ。一部の趣味の方専用で。
さて今回は遂に”彼女”のお話。ほぼ全編シリアスですよ! こ、こころが痛くて見てられない…ッ! 今回はミステリ的なサブストーリーを組み込まなかったので中盤ややダレたかな、と思うものの後半の文学ネタとストーリーを重ね合わせたクライマックスは見事の一言。あやうく最終巻かと思った。
余談。良シーンといえば赤いマフラー巻いて○○もビジュアル的に大好きなのですが『天使のいない12月』の印象のほうが強いですねぇ。雪緒大好きなんで。んでその後記憶喪失とかどんだけエロゲやねーん、と思ったらフェイクでほっと一安心。
- 作者: 野村美月,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2007/08/30
- メディア: 文庫
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