『C3-シーキューブ』(電撃文庫)

『ぼくと魔女式アポカリプス』がやっぱりアレ過ぎていたのか、やや一般向けに落としての新作。アポカ打ち切りじゃないよね? ね?


海外を奔放している骨董品好きな父親が送りつけてきた謎の立方体。それはなんと女の子だったのです!守護月天懐かしいなぁ……

と、銀髪+ロリ+煎餅好きというキャラ立てでヒロイン誕生。呪いの品なので「呪まーす。呪うぞ!」とか言っちゃいます。あとは妖艶なおねーさんが出てきてバトルだぜ! みたいな。最初は流行りのシャナに追従したような、「可もなく不可もなく、ふつーのラノベ」かと思いましたが後半は作者らしいエグさを組み込みつつ『魔女カリ』には敷かない安全ネットを敷いて人気を逃がさないようにがんばった感じ。あとイラストの裸率でがんばった感じ(販促コメ


イラスト。シャナ路線を狙ってそうなので良いんじゃないでしょうか。まあ個人的には幼なじみキャラが「黒髪」で、言葉遣いが割と聡明でその出自からして完全和風であろうのにイラストが茶髪な天然ポケドジ眼鏡っぽいビジュアルになっていてどうしてくれようこのビッチって感じですがまあ個人的な感情なので黙ってますよ、ええ。

組織名とか、単語だけで風呂敷広げてる感じですけど、これからどうなるんでしょーか。序盤は割と打ち切りっぽいと踏んでましたがいーんちょがいい感じなのでこれはこれで頑張ってほしいかも。

余談。「シーキューブ」といえばケーキ屋さんよりも目薬が浮かびますけどねw

C3―シーキューブ (電撃文庫)

C3―シーキューブ (電撃文庫)