7.0

『お釈迦様もみてる 紅か白か』(コバルト文庫)

はいはーい、タイトルからてっきり志摩子さんメインの話だと思ってた人挙手ー……さて。そんなわけで花寺メインの「マリア様がみてる」の男子校外伝でした……。前情報知らずにネットで買うとこれだから怖いぜ。つーかこのタイトルの同人BL本とかありそうだな…そ…

『疾走れ、撃て!』(MF文庫J)

タイトルに負けて購入(笑)や、なんかきたんですよ、何かが。決して表紙のぴっちり服なロリ軍人(無口)に惹かれたわけでは! そんなわけで珍しく軍人モノ。中学卒業後の徴兵が義務化された日本。平凡な少年が徴兵され、ハートマン軍曹の言葉責めに逢いなが…

『刀京始末網 −ヒツジノウタ−』(ファミ通文庫)

『三月、七日』の森橋ビンゴのデビュー作。2002年3月発売。一般人による逮捕、刀の所持が合法化(銃の所持が厳罰化)された日本で犯罪者(「愚連」)を捕まえる者たち―「始末」。刀鍛冶の父親を愚連に殺された少女は始末となりその愚連を追う生活に身をやつ…

『TO THE CASTLE DISCO UNDERGROUND』(スーパーダッシュ文庫)

続いて2巻。2004年4月発売。表紙が現代っぽかったのでひょっとして1巻の内容は仮想世界オチだったんだろうかと不安に思っていたら普通に続編だった罠。「ファンタジーRPGのBGMがディスコミュージックだったら」という世界観で、本当に主人公たちがディスコに…

『とある魔術の禁書目録14』(電撃文庫)

ああ、そういえば「禁書」ってアタリハズレの大きいシリーズだったよなぁ、と改めて思った巻。はいー、ぶっちゃけつまら(ryというわけでなんでつまらなかった考えてみた。原因1:困ってる女の子を救うための話じゃなかった。 原因2:敵キャラが女の子じ…

『クダンの話をしましょうか』(MF文庫J)

ネットいじめ。最近の子供たちはムカつく奴がいたらそいつのブログに匿名で「死ね」とか「おまえウザイ」とか書きこんだり、学校BBSで「○○ってうざいよねー」とか書いたりするんだぜ? 相手が目の前にいるのに顔は笑顔で、でも手元の携帯で罵声を匿名で送っ…

『C3-シーキューブ』(電撃文庫)

『ぼくと魔女式アポカリプス』がやっぱりアレ過ぎていたのか、やや一般向けに落としての新作。アポカ打ち切りじゃないよね? ね? 海外を奔放している骨董品好きな父親が送りつけてきた謎の立方体。それはなんと女の子だったのです!守護月天懐かしいなぁ………

『薔薇色にチェリースカ』(集英社スーパーダッシュ文庫)

フィギュアスケートを舞台にした名作『銀盤カレイドスコープ』の作者・海原零の新作は欧州の貴族学園を舞台に凡庸な日本人が学園長の犬となって生徒会に挑む学園闘争モノ。うーん……微妙。『銀盤』で一番評価しているのはフィギュアスケートの知識なんて皆無…

『ミステリクロノ』(電撃文庫)

『トリックスターズ』を1巻で投げたら周りで割と評価が良くなっていき「あれれ?」と思って積んでいる間に完結、そして新シリーズが出ちゃったよっていう新シリーズ。「(対象の)時間を戻せる」(例えば怪我しても怪我をする前に戻せる。記憶も失う)という…

『トリプルプレイ助悪郎』(講談社)

ああ、気がついたら『ダブルダウン勘繰郎』発売から4年半も経っちゃってますよ……というわけで『JDCトリビュート』第2弾。開祖・清涼院流水御大の作り出した探偵集団「日本探偵倶楽部(Japan Detectives Club)」の世界観を使って別作家(西尾維新、舞城王太…

『ぼくらの 1 alternative』(ガガガ文庫)

うーん。「ノベライズ」だなぁ。原作(漫画)を超えてはいないので未読なら漫画のほうをオススメ。ちょっと違った展開が気になるなら買ってもいい感じだけど。物語への誘い手が「オタク風の冴えない青年」(ココペリ)から「黒ゴスロリ美少女」に代わるだけ…

『時の魔法と烏羽玉の夜』(電撃文庫)

はいはい表紙買い表紙買い。『桜色BUMP』の作者&絵師の新刊。普通の少年が黒服2人に拉致され、さらに魔法を使う女の子(黒髪ツンデレ)に救われた。なんでも50年前に”未来”に飛ばした最悪の魔法使いが現れるのが4日後でそれを倒せるのは少年だけらしい…

『塔の町、あたしたちの街』(ファミ通文庫)

割と王道っぽい異能モノ百合風味。百合かまた百合なのかなんだ流行か流行なのか! と選んだわけでもなく4作品続けて百合だと自分の読書傾向に疑問を感じざるを得ない(ぇー文章がこなれてきた感じで特にひっかからずに読めるのだけれど文章量の割にテンポが…

『学校の階段 5』(ファミ通文庫)

そういえば実写映画の出来はどうなの? な『学校の階段』第5巻。空気が読めないためにクラスで浮いてしまって友達がいなかった少年が、想い人と間違っておどおどと親友の後ろに隠れ続けていたジミ子に告白してしまったからさあ大変。ジミ子はイメチェンして…

『疾走する思春期のパラベラム 灰色領域の少女』(ファミ通文庫)

褐色肌+銀髪娘っていいよね。 褐色肌+黒髪もいいですけどね! アギレダ@戦国ランスとか!閑話休題。腕を巨大なメカメカした銃に変換して、互いに特殊能力込みの銃弾を撃ち合うという非常にライトノベル的なシリーズの2巻。だが、それがいい。主人公たち…

『二四〇九階の彼女 2』(電撃文庫)

必ず(でもないけど)女の子が出てきて、残酷な結末の『キノの旅』。こんなほのぼのした絵のくせに……。「世界は塔で出来ていて、1階ごとに違う世界があり、塔の外にはないもありません」と言う世界で、「別の塔の(声だけで会話したことのある)彼女」と塔…

『天空のアルカミレス 4 カストラの虜囚』(電撃文庫)

最終巻1つ手前。相変わらず安定してストーリーの進捗のバランスがよく、「プロ」というか「技術屋」な作家さんだ。でも地味なんだよなー。バトルものなのでそんな地味であるはずがないんですが…なんだろう、「突き抜けきらない」というのだろうか…。さくさ…