『ツァラトゥストラへの階段』(電撃文庫)
『扉の外』の土橋真二郎の新作。絵師もそのままだし、中途半端に終わった『扉の外』の世界観を別視点からちゃんと完結してくれたりしないかなぁ、と妄想してたらドンピシャwww まあ、きっちり前作とリンクするかはわかりませんが今後に期待。
基本ストーリーはまったく一緒。命をかけたゲームの知能戦といった趣。ただ、1巻限りではなくシリーズとして長期的に考えられてるせいか前作より緊迫感、スピード感が弱くなったかな。おまけに同世代の少年少女だったのに対して今回は大人も参戦。うーん、子供ならまだしも大人でこの思考はどうかなぁ、とちょっと思わなくもない。何より超能力じみた要素はなんだかなぁ、うざいなぁ、こういうの…編集部補正かなぁ……
ヒロイン。…『扉の外』の蒼い子や本性腹黒予感なピュア娘ほど琴線にこないなぁ。悪くはないんだけどクーデレもロリも底が見えるというか…あ、オリビアは可愛かった。
- 作者: 土橋真二郎,白身魚
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/11/01
- メディア: 文庫
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