穂史賀雅也
この3巻(最終巻)の出来は単品で見てとても出来が良いのに、これを読むのはシュールでポカーンな1、2巻を乗り越えてきた少数の人間だけであるというのがとても勿体ないですね。いやホント。こういう真っ当なセツナイ系の青春恋愛モノを書けるなら最初か…
「大気圏脱出前のロケットはまだ地球の重力下にあるから、燃料を使って推進力を得なきゃいけないわけ。そりゃもうものすごいエネルギーが必要なわけよ。自分のことずっと好きでいて、とかずっと自分のそばにいて、っていうのは、そういうのと同じ凄まじいエ…
少し不思議な日常ラブコメ。になるのかな。一言で言うと。シリーズ通しての大きな流れとかその巻の「事件」なしに主人公周りの人間関係のみでのストーリー展開が逆に珍しい感じ。今回は「ギャルゲテンプレ無味無臭主人公」を巡って、「主人公の書いた紙しか…