『ぼくと魔女式アポカリプス 2 Cradle Elves Type』(電撃文庫)P243

「(…)意志を持って選ばねば、選択など無意味なのだ。なぜだかわかるか?」
「……いや」(…)
「必ず後悔するからだよ! その選択の正誤に拘わらずな!」(…)
「(…)選ばなかった未来に到達できるものがいない以上、選択肢には間違っている可能性が絶対に残り、同様にその正しさを絶対に証明できない。だからこそ、間違っている可能性も含めて、それでも正しさを信じてこれを選んだのだという意志が――覚悟が必要になる」