『カレイドスコープのむこうがわ』(電撃文庫)

うん。この作品についてみんなの心はひとつじゃないかと思う。

なんで帯の台詞(「義理じゃないけど、チョコいる?」 )の委員長(井上さん)の出番がおざなりなんだよ! おっかしいよ! 帯とかあらすじとかあきらかにメインヒロインの扱いじゃん!? なんでこんな出番ないのさ!

……えー、井上さん以外の部分は霊視能力(と、それを他人に見せる「同調能力」)を持った主人公が、ちょうどその能力を持つ相棒を探していた退魔師のおねーさん(暴力)にスカウトされ、彼女の使い魔の少女(座敷童っぽい)と一緒に幽霊退治や、生霊の相談や、澱みへの突入とか諸々、そんなお話です。

いかにも井上さん以外どうでもいいような書き方ですが実際どうでもいいです(ぉぃ。なーんか、編集の力で霊視のほうへ話を修正されたような、とうがってしまうま。

というか↑の台詞は普通に告白じゃないんでしょうか。この後もなんで普通の友達づきあいなんだろう…。

カレイドスコープのむこうがわ
三木 遊泳〔著〕
メディアワークス (2007.3)
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